熱中症と酔っぱらいの区別が難しい。

私、沖縄という酒飲みで路上寝の多い土地柄育ちだったので、道で倒れてる人を見ても

(酔っ払いがまた寝てるわ)くらいの認識でスルーしがちな所がある。

 

それどころか変なオジサンも多いので、変な事をしてるオジサンに対してもスルーしてしまう所があり、なおさら他人の異変に対して鈍感だ。

 

酔っ払いは理性を失った獣的な所もあり、おせっかいが逆に痛い目に合うこともあるのでなおさらだ。

 

しかし万が一マジで倒れてる人だったら?と思って声かけたら、案の定酔っ払いだったりすることしばしばです。

 

今回もイマイチ判断のつかないオッサンが倒れており、声かけてみたら熱中症?っぽかった。

 

受け答えも呂律がまわってない。

 

しかしこのオッサン、昼間から酔っぱらいそうな風体なのが難しい。これが赤羽の飲み屋街ならスルーしてた。

ハゲ頭が日焼けで皮が剥けピンク色になっていた。原因は恐らくハゲのくせに帽子を被らなかったからだろう。

 

コンビニに運んで救急車を呼んでもらった。

 

自分がしたのはコンビニに運んだくらいのものだが、炎天下の路上に放置するよかはコンビニに連れて行く方が自然だろう。

 

そっからは主にコンビニのおばちゃんがスムーズに対応してくれた。

というか、むしろオッサン抱えて歩いて来た姿を確認するや、「大丈夫ですか?」と出迎えてくれたくらいだ。

昨今ただでさえコンビニで取り扱う業務が多くて苦労を掛けるのに、そのうえ熱中症のオッサンを連れて来た挙げ句、電話までしてくれてスゲー心強かった。

 

心残りが、妙に奮発して1㍑のポカリを買ったのにオッサン3口くらいしか飲まず、救急車に運ばれた事だ。

 

500㍉のにしとけば良かった…

 

そういえば熱中症のヤツを見たことがあるが、意外と全然飲まないのな。飲む気力すら無いというか。


スキンヘッドに直射日光はそうとうなダメージだろう。ふとイニエスタが心配になった。